実際に海外に出向いたり海外からの来客を迎えたりすることができない状況は続いていますが、社会のグローバル化が止まることはありません。
アフターコロナを見据え、今のうちにビジネスで使えるだけの英語力を身につけたいと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような人におすすめしたいのが、オンライン英会話の活用です。
とはいえ「どのオンライン英会話がビジネス向けなんだろう?」と思いますよね?
そこでこの記事では、TOEIC965、英語講師の私がDMM英会話がビジネスパーソンにとって適してるのか?を解説したいと思います。
オンライン英会話でビジネス英語を学ぶ際のチェックポイント
オンライン英会話でビジネス英語を学ぶ際にチェックしておきたいポイントが大きく3つです。
各項目について詳しく説明していきますね。
ビジネス向きの教材はあるのか
まずチェックをしたいのは、ビジネス英語のコースや教材があるかという点です。
ビジネスでのメール・手紙や電話の応対には特定の型があり、日常会話でやり取りされるものとは少し異なります。
また、プレゼンテーション、会議での発言や進行も必要になります。日常会話とは異なるスタイルのビジネス上のコミュニケーションを効率的に身につけるには、ビジネスに特化した内容のコースや教材を選ぶことが大切です。
ビジネス英語を教えられる講師はいるか
次に注目したいのはビジネス英語に強い講師がいるか、さらに欲を言えば、実務経験のある講師がいるかという点です。
ビジネス上のコミュニケーションでは、ビジネスマナーやプレゼンテーションスキルのような言語以外の知識も身につけておく必要があります。
実務経験を持つ講師であれば、実体験に基づく知識やスキルも伝授してくれるはずです。
朝晩に開講しているか(ビジネスパーソンでも受講できるスケジュールになっているか)
さらに、続けやすいレッスンスケジュールになっているかという点も重要です。
社会人の多くは平日の日中に仕事をしているため、レッスンを受講できるのは平日の朝か夜、あるいは週末に限られます。
受講を続けたい時間帯に開講されているかどうかをまずチェックをしておきましょう。
開講時間と共にチェックをしたいのは講師の人数です。
登録されている講師が少なければ予約が取りにくく、モチベーションも下がってしまいます。続けやすさを検討する際には、開講時間はもちろん、自分がレッスンを受けたい時間帯に予約可能な講師の人数も確認するとよいでしょう。
リーズナブルな料金か
それから、続けやすさに関しては受講料も無視できません。
英語の習得の要は継続学習ですので、毎月無理なく支払える額のスクールを選びましょう。
とはいえ、安かろう悪かろうとなってはいけませんので、予約の取りやすさ、教材・コースや講師の質といったサービス内容も見たうえでコストパフォーマンスの良いところを選ぶべきです。
DMM英会話はビジネス英語の勉強にもうってつけ!
DMM英会話のビジネス系教材
オンライン英会話でビジネス英語を学ぼうと考えている方におすすめしたいのがDMM英会話です。
DMM英会話がビジネス英語の学習におすすめなのは、「ビジネス」、「デイリーニュース」、「シーン別本番に使える実践ビジネス英会話」といったビジネスに関係する内容の教材が用意されているためです。
特におすすめの「ビジネス」では、会議や電話応対などの業務で必要な語彙を学ぶことができる「基礎(The Basics)」、人脈づくりのパーティーのようなカジュアルな交流の場で用いられる表現を学ぶ「関係づくり(Socializing)」、様々なシチュエーションの電話応対の表現を学ぶ「電話応対(Telephone Skills)」、謝罪やお礼、同僚へのアドバイスや注意、人事査定といった仕事上の様々な場面での表現を学ぶ「会話(Conversations)」、さらに「ミーティング(Meetings)」や「交渉(Negotiations)」が用意されており、この教材でビジネス英語で学ぶべき内容をカバーできます。
さらに、「デイリーニュース」で”Economy & Business”を選べば、ビジネスに関する語彙や表現を学びながら最新の経済ニュースをフォローすることもできます。
ビジネス経験を持つ講師陣
次にDMM英会話がおすすめな理由は国際色豊かな講師陣です。
DMM英会話には124カ国(スタンダードプランの場合)の講師がいますが、その多くは実務経験を有しています。
例えばフィリピン人講師には、アメリカ系企業のコールセンターやカスタマーサポートに勤めたことのある人が少なくありません。DMM英会話では、ネイティブスピーカーと英語で仕事をしてきた経験を持つ講師から、ビジネスについてのリアルな知識とスキルを教わることができるのです。
開講時間・予約のしやすさ
さらに、忙しい社会人でも継続学習が可能なスケジュールも魅力です。
DMM英会話は24時間365日開講していますし、予約や受講内容の変更は15分前までは可能ですし、キャンセルも30分前まで可能です。
受講できる時間帯が限られている人でも無理なく受講できる仕組みが整っています。
コストパフォーマンスの良さ
それから、コストパフォーマンスの良さもDMM英会話の魅力です。
フィリピンやセルビアをはじめとする124カ国の講師のレッスンを1日1回受けることができるスタンダードプランは月額6,480円で、1回あたり209円でレッスンが受けられます。
ネイティブスピーカーや日本人の講師も含めたプラスネイティブプランは月額15,800円で、1回あたりのレッスン代は510円です。
実務経験も持つ講師のレッスンをリーズナブルな価格で受けられるのは、大きなポイントになります。
DMM英会話でビジネス英語を学ぶ際の弱み
ここまでビジネス英語を学ぶのにDMM英会話を選ぶべき理由を述べてきましたが、DMM英会話にも弱みがあります。
それは、DMM英会話はビジネス英語に特化したスクールではないということです。
例えば、英会話を仕事のツールとしてできる限り早く使えるようになりたい人には不向きなのです。
こんな人は向いてない
- 海外での学会発表を控える研究者やドクター
- 外資系の公認会計士
- 海外で活躍したいトップアスリート
以上のような人は、実際に自分が使う専門的な英語に集中した方が目的を達成する近道になります。
ビジネス英語のコースがあるスクールやビジネス英語に特化したコーチングオンライン英会話スクールと比べてしまうと、総合型のスクールであるDMM英会話だと効率が悪いといえます。
しかし、DMM英会話でビジネス英語の基礎はしっかり学べるのは事実です。
というのも、まず業務上必要な内容を網羅した教材が用意されていますので、「ビジネス」の受講を続けていけば、ビジネス全般で求められる英語はしっかりと学ぶことができます。
また、コストパフォーマンスも重要なポイントです。
ビジネスに特化したコースやスクールの月額料金は、フィリピン人講師による1日1回25分のレッスンで1万円以上となっています。月額6,480円で実務経験のある講師からビジネス英語も学べると考えると、DMM英会話の方がコストパフォーマンスが圧倒的に良いと言えます。
一般的なビジネスパーソンにDMM英会話はおすすめですが、特化した目的がある人はコーチング系の英会話もチェックしてみてください。
DMM英会話での勉強方法
レッスンの継続
次に、ビジネス英語をDMM英会話で学ぶ際のポイントをお伝えします。語学の習得で重要なことは継続で、それはビジネス英語でも変わりません。「ビジネス」を軸に毎日レッスンを続けましょう。
復習
レッスン内容の復習も大切です。
新しく出てきた語彙や表現の見直し、スクリプトの音読といった復習を行うようにしましょう。レッスンで身につけた知識を実際に運用できるようにするためには語彙や表現を耳や口にも覚えさせる必要があり、それを行うには音読が最適です。
iKnowを使った自習
DMM英会話のメリットの1つにiKnowを無料で利用できることがあります。iKnowのアプリを使えば、短時間にゲーム感覚でボキャブラリーの学習ができます。通勤時などの時間をうまく活用して、ボキャブラリーも増やしていきましょう。
DMM英会話でビジネス英語をマスターしよう
DMM英会話でもビジネス英語を学ぶことは十分にできます。実務経験もある世界各国の講師と楽しくレッスンを続けながら、ビジネス英語をマスターしましょう。