多くのオンライン英会話ではTOEIC対策や英検対策はできるのに、TOEFL対策ができるところはあまり見かけません。
DMM英会話も例外ではなく、ネット上の悪い口コミを見て「DMM英会話でTOEFL対策はできるのだろうか?」と思っている人もいるかもしれません。
TOEFLに特化した教材は限られているのは事実ですが、DMM英会話でTOEFL対策は十分にできます。
この記事では、TOEFLの受験に向けてDMM英会話をどのように活用したらいいかをお伝えします。
そもそもTOEFLとは?
TOEFLというと、アカデミックな英語を理解できることを証明する試験、アメリカの大学や大学院に留学する際に受験をしなければならない英語の試験ということは知っているけれど、具体的にどんな問題が出されるのか分からないという人もいるのではないでしょうか。
そこで、そもそもTOEFLとはどんな試験なのかを確認しておきましょう。
TOEFLとは、北米を中心とした英語圏の大学や大学院で学ぶのに必要な英語力をはかる試験で、試験会場のコンピュータでインターネットから配信される問題を約3時間で解答するものです。
試験内容
- リーディング(54〜72分)
- リスニング(41〜57分)
- スピーキング(17分)
- ライティング(50分)
試験は4つのセクションで構成され、満点は120点(各セクション30点満点)です。
大学などで使われる英語の力を見る試験ということで、文系理系を問わず様々な教養科目に関する問題が出題されるのが特徴です。
オンライン英会話を使ってのTOEFL対策を検討している人が特に興味があるのは、スピーキングセクションでしょう。
スピーキングセクションは、身近な事柄に対する意見を45秒で話す”Independent task”と、読んだり聞いたりした内容を要約してそれぞれ60秒で話す”Integrated tasks”の2つのタイプの問題で構成されています。
TOEFLでは、スピーキングのようなアウトプットのスキルを見るセクションでも、文系・理系の両方の教養科目についての文章や講義を理解できることが前提になっています。
この特徴から、幅広い分野についての記事を使った学習ができるDMM英会話はTOEFL対策にも十分に役立つと言えます。
DMM英会話を使ったTOEFL勉強法
リーディング & リスニング編
DMM英会話でできるTOEFL対策にはリーディングがあります。
TOEFLのリーディングセクションでは、文学や歴史などの人文系分野、経済などの社会科学系分野、さらに、生物や気象などの理系分野までの教養科目を題材とした700語ほどの記事を3〜4題読まなければいけません。
そのためはまず、様々な分野に関する基礎知識を英語で身につけておくことが必要です。
そこで活用したいのは記事を読むタイプの教材です。
特におすすめなのは、「デイリーニュース」の科学技術(Science & Technology)、経済(Economy & Business)、健康(Health)といったトピック、「健康とライフスタイル」のうち「ニュースとしての健康(Health in the News)」、「世界の文学」です。
これらの教材はリーディングスキルの強化も目的としていますが、リスニング対策に応用することもできます。
これらの教材を使ったレッスンでは記事を音読してから内容理解やディスカッションのエクササイズに進むというスタイルが一般的ですが、自分が音読をする代わりに講師に記事を読み上げてもらい、自分は記事を見ずにエクササイズに取り組むという形に変えれば、リスニングセクションの講義問題の対策になります。
スピーキング編
次にDMM英会話で行える対策としてはスピーキングがあります。
TOEFLのスピーキングセクションでは、身近な事柄についての意見を45秒で答える”Independent task”、リーディングとリスニングまたはリスニングをした内容についての要約を60秒で答える”Integrated tasks”があります。
制限時間内に準備・解答をしないといけないので、TOEFL対応ができる講師を選び「TOEFL iBT®スピーキング」を活用するのが最も効率的です。
また、“Integrated tasks”では講義に関する問題も出題されるので、「デイリーニュース」「健康とライフスタイル」「世界の文学」を選び、記事の要約をみてもらうのも良い対策になります。
TOEFL対策に対応できる講師は、予約・講師検索のページで”TOEFL”とキーワードを入れて検索をすれば見つけられますが、対応講師の人数が非常に少ないです。

12人しかヒットしない
逆に「“TOEFL対応”とあったのにTOEFLのことを知らない講師だった」などとネガティブな評価がされていることもあるので、ユーザーの評価・コメントも忘れずにチェックしましょう。
試験目的が大学・大学院で学べる英語能力のチェックですので、知識のある講師の方なら問題なく対応できると思います。
実際に大卒の講師が多いので、信頼できる講師に頼むのがベストかと思います。
ボキャブラリー編
何度も述べてきたように、TOEFLでは幅広い分野の記事や講義を理解しなければいけません。
そのためにはボキャブラリーも強化する必要があります。
DMM英会話を契約すると無料で利用できるiKnowにはTOEFL対策もあるので、それを活用するのもおすすめです。
TOEFL対策として使っている人の口コミ
実際にDMM英会話をTOEFL対策として使っている人はどのような結果を得られているのでしょうか?
Twitterで検索してみました。
はじめまして。私はDMMのデイリーニュースを毎日25分受講しておりますが、継続していると話すことに段々と慣れていきます。TOEFLのスピーキングセクションはリスニング力が大前提として必要ですが、21~22点を安定して取れるようになりました。
— どらちゃん (@dora_chan2017) March 2, 2021
DMMのTOEFL教材のおかげで間違いなくspeakingは伸びたけど、、writingアップのためにはどうすりゃいいんだろ
— Daniel/ダニエル (@Tomas21063217) April 15, 2021
スピーキングやリスニングパートにはかなり役に立っている口コミが目立ちました。
しかし、ライティング力を向上させるには少し遠回りかもしれません。
DMM英会話でできる事は「iKnow」を使って語彙数を増やすことぐらいですので、ライティングに関しては別に対策する必要がありますね。
無料体験で気に入ったからDMM英会話入った!TOEFL対策になるかはわからないけど良さげ
— KS (@kwmr_h15) April 2, 2021
DMM英会話の時集中して語彙の吸収とアウトプットに徹してます🤧
ガチで英語の勉強してる人は一日3.4時間の勉強とDMM英会話ですぐにTOEFLとかIELTSで高スコア出せると思います🥺
— 🎍🎍🎍 (@hikineeto___) March 12, 2021
以上のように、DMM英会話を活用してTOEFLのハイスコアを狙えそうというポジティブなツイートもよく見られました。
日本人が苦手とするスピーキング・リスニングを重点的に強化してくれるので、TOEFL対策に有効であると言えそうですね。
DMM英会話はTOEFL対策にうってつけ!
様々なオンライン英会話がありますが、TOEFLに特化したコースや教材が豊富にあるスクールは限られており、受講料も割高です。
TOEFL対策をうたっていないスクールでも、講師と相談しながらレッスン内容をカスタマイズしていけば受験対策は十分できます。
DMM英会話は、リーズナブルな受講料で多様な教材と経験豊富な講師を提供していますので、TOEFL対策にはうってつけと言えるでしょう。