DMM英会話は2020年から独自の新システム「Eikaiwa Live」に完全移行し、「スカイプなし」でOKのオンライン英会話サービスです。
Eikaiwa Liveは、Google ChromeやSafariなどのWEBブラウザから利用できるため、スマホやタブレットから簡単に英会話に挑戦する事ができます。
ですが、スマホからのアクセスは、パソコンより使いやすさの面で劣るため、

DMM英会話はパソコン必須?スマホじゃキツイかな🧐
こう思う人は多いと思います。
そこで、本当にスマホでDMM英会話をやり続け、効果をあげる事ができるのか!?実際にやった感想をレポートしたいと思います。
DMM英会話はスマホでできるけど…
DMM英会話では専用のスマホアプリは無く、SafariやGoogle chromeなどWEBブラウザから起動する事になります。
動作に問題なくても、下記のようなデメリットがあるんです。
- ディスプレイが小さくて文字が読みにくい
- チャットボックスを使いやすい
- 翻訳が使えない
かんたんに言うとコミュニケーションが取りづらい。
とはいえ、
「何度かやっていれば慣れるのでは?」
「実はあまり関係ないのでは?」
そう思って実際にスマホを使ってDMM英会話を何度か挑戦してみる事にしました。
スマホでDMM英会話のやり方を紹介
スマホでのやり方〜実践まで全て紹介していきます。
準備する環境、デバイス
今回使用するスマホはiPhone12です。

iPhone12
古すぎるスマホだと「Eikaiwa Live」が動くか微妙ですが、iPhone12ならスペック的には全く問題ないでしょう。
そして、絶対必須のイヤホン。
いつも使っているAir Pods Proを使いたいと思います。
ワイヤレス + ノイズキャンセリング入っているので使いやすい。
普通のイヤホンしか持ってない人は、画面に顔がドアップで写りそうで恥ずかしいですね(笑)
さて、デバイスはこれでOK。
あとはWi-Fiで接続されているかしっかり確認します。
もし、4G LTE、5Gになっていたら、ギガの消費が馬鹿になりません。
参考 【DMM英会話の通信量】実測結果は50分1.55GB!速度制限でも使えるの?
そして、意外に大事なのがスマホスタンド。
これがないとレッスン中、ずっとスマホを持つ事になります。(むりぽ)
僕はスマホの充電器を代用しました。

これで準備OKです。
WEBブラウザでDMM英会話のレッスンページへ
iPhoneなので、SafariからDMM英会話のレッスンページを表示していきます。
DMM英会話にログインし、レッスンページを開いてみると…
スマホマイクのアクセス許可設定を行います。
端末デフォルトのマイクで良いのでアクセスの「許可」を選択します。

音声チェック
音声チェック画面です。声を出して中央のノイズっぽいのが適切に動いたら正常です。
確認できたら次はカメラの設定です。
先ほどと同様にアクセスを「許可」を選択します。

↑俺
カメラの確認を行って「設定終了」を押します。
これでレッスンページに入れました👏
受講中はスマホスタンドにスマホを置いて受講します。

横向きに置いてみた
横画面は思ったより画面が潰れてしまう感じがします。
スクロールもやりずらかったので縦向きに変更してみました。

縦向きに置いてみた
動画は小さくなりますが、全体的にバランスが取れているのでコチラの方が好みです👍
しかし、音声やマイクの端子が下向きなのは微妙だと思い、逆向きにしてみた所…

反転処理されない
逆さにしても画面が逆向きに変わりませんでした。
ワイヤレスイヤホンじゃないと横向きしか選択できません😇
色々ありましたが、準備は簡単ですね。
ワイヤレスイヤホンやスマホスタンドが既にあったので、機器代は0円で済みました。
スマホでDMM英会話をやり続けた感想

スマホで受講
さっきのやり方で約1週間ほどDMM英会話をスマホでやってみました。
結論としては、スマホからでも基本的な受講は可能ですが、やはりパソコンの方が使いやすいですね😅
普通にパソコンの方が使いやすい
- 文章が読みづらい
- しゃべっている単語が伝わらなくてタイピングしたい時
- 写真を送って説明したい時
- 相手の表情が読みづらい
既にDMM英会話を7000分以上している僕ですが、わからない単語や聞き取れない部分が結構あります。
パソコン使用時は、都度Google翻訳などを使ってチャットボックスに打ち込んでいましたが、スマホではそれができません。(一応できるけど難しい)
また、会話の中で写真をスクショしてチャットボックスに投稿することもよくあるのですが、それも一切できません。
スマホかパソコンか、どちらがおすすめかと言われると『パソコン』ですね。
とはいえ、スマホのマイクや動画でも基本的に問題ないですから、オンライン英会話用にパソコンを購入するほどではない感じです。
教材によってはマイナスにはならない
環境があるならパソコン経由がおすすめですが、教材や講師によってはスマホでも効果は一緒じゃないかなと思いました。
実際にスマホで受講してみたのが下記の教材です。
- デイリーニュース
- フリートーク
- テーマ別会話
- 瞬間英作文
スマホでデイリーニュース
おすすめ度:
文字が小さくて読みずらさはありますが、発音→朗読→質問というレッスンの流れが決まっているので、コチラから積極的に何かを伝える必要はありません。
講師側のチャットボックスはフル稼働するのですが、自分は入力の必要がないので意外とスマホでも対応できました。
スマホでフリートーク
おすすめ度:
フリートークは自由にしゃべって良いので、スマホ英会話向きかな?と思ったのですが全然違いました。
- 話題を提案する必要があり、情報を共有できない
- 相手に自由に喋られると難しい
例えば、初対面の人だと「自己紹介→趣味の話」くらいで25分経ちます。同じこと繰り返し話していれば、自然と喋れるようになるしメモや質問の必要もありません。
しかし、何回も同じ講師と新しい話題(時事問題など)について話していると、単語はもちろんニュースサイトを見ないと理解できないです。
フリートークは「フリー」であるが故に、情報を共有することが意外と難しかったことが判明しました。

パソコンでやってる時は自覚なかったけど…やってみて初めて実感しました。
スマホでテーマ別会話
おすすめ度:
テーマ別会話は、あるテーマについて複数の質問を会話しながら説明したり、受け答えしたりするレッスンです。
基本的にコチラが書く事はない(※)ので、あまり影響を感じませんでした。
単語が思い浮かばない時などは厳しかったですが、その単語を説明する練習だと思えば悪くありません。
テーマ別会話のように議題が決まっており、ある程度共通認識ができていれば、コチラからチャットボックスに入力する回数も少ないはずです。
※講師が間違った部分を書いてくれることはよくあります
スマホで瞬間英作文
おすすめ度:
瞬間英作文は日本語を見てすぐに英語に変換する訓練ができるレッスンです。
めちゃくちゃ簡単な文ばかりなので、中学レベルの力があればわからない内容はないでしょう。
さらに、講師も教材に合わせて進めていくので、流れさえ覚えておけばレッスン中に「わからないからチャットボックスを使って!」となるケースは皆無でした。
ただし、「そもそも瞬間英作文コースを受ける意味はあるのか?」と聞かれると微妙なところなのですが(笑)
講師や自分のレベルなどでも変わる
講師によっては、全くチャットボックスを打ち込む必要がない人(または、打ち込む時間もない人)もいらっしゃいます。
- 引っ掛かったところ、おかしい所をすぐ書いてくれる講師
- 空気を読んで、単語の意味を書いてくれる講師
- しゃべっている内容の写真やYoutube動画リンクを貼ってくれる講師
- 全くコミュニケーションをとる気がない講師
良くも悪くもいろんなパターンがいますが(笑)
また、積極的に質問しないタイプの人なら、当たり前ですがチャットボックスの使用頻度も激減します。
僕のケースですが、1レッスンで1回チャットボックスを使用するかどうかの頻度だったので、勉強の効果が落ちたかと聞かれると、ほぼ落ちていないと思います。(そもそも、効果的な勉強法をしているかは別として。)
逆に話したいけど単語が思い浮かばない時、パソコンではすぐにGoogle検索してましたが、調べられないので単語の説明を英語でしだすようになりました。
わかってくれないケースもあって大変でしたが、結果、より多くの学びができたとも思えます。
なので、スマホでDMM英会話して効果あるかどうかは『あなた次第』という感じですね👍

パソコンと比較したら使いづらいけど、自分で工夫すれば十分対応できます。
ですので、「パソコンがないからDMM英会話をやらない」という人はもったいないと思いました。
【初心者向け】スマホからのレッスンで準備したいモノ
「スマホでも自分次第でなんとかなるよ」
と言いましたが、僕は腐ってもTOEIC780の獲得経験もありますし、既に7000分以上の受講歴もあります。

そんな奴の意見、参考にならんっ!
こう思われる初心者の方もいるでしょう。
そこで、初心者でもスマホで英会話するための便利ツールを紹介します。
スマホ・タブレットをもう一台、電子辞書も便利
まず、英単語をスピーディーに探すことができます。
わからない単語が出た時、チャットボックスにタイプしてくれたワードを別の端末で検索しましょう。
もう一台スマホがあれば、画像共有の時などチャットボックスに投稿しなくても、スマホの画面を見せれば良いので簡単です。
そちらの方がスムーズですし、僕の場合はチャットボックス問題の9割は解決できます。
テキストを印刷してプリントアウトしておくと便利
受講で使う教材の文字が小さければ、事前にテキストをプリントアウトしておくのが得策です。
オリジナル教材であればいつでも見れるので、読みたい部分だけ拡大印刷するなどして対応しましょう。
何枚も印刷していると費用が嵩みますが、同じレッスンを復習目的で再履修するのも学習効果が高いので実践してみてはいかがでしょうか。
以上、スマホでDMM英会話をやってみたレポートでした
人によってはスマホでもパソコンでも変わらないと思いますが、学習効率や利便性を考えるとパソコンが優位なのは間違いないと思います。
しかし、パソコンがないから英会話ができないワケではありません。
何もしないより、毎日スマホで英会話を続ける方がよっぽどタメになりますよ。

You can do it!